彼女について
よしもとばななさんの「彼女について」
ファンタジーです。。。多分。。。
幼い頃、母親が父親を殺し、自殺するという、
悲しい悲しい事件をかかえる彼女。。。
ふらふらと根無し草のようにさまよい生きてる。。。
そこに現れる幼い頃の唯一の楽しい思い出を共有したいとこ。
そこから始まる忘れてた事件の追憶の旅。。。
彼女達の母親は双子で魔女の教育を受けて育ったと言う。。
その真相を探してひとつひとつの手がかりを二人はたどる。。。
そして明らかになる真実。。
とにかく様々な情景の描写がきれいだった。。。
目の前にその光景が浮かび上がってくるような。。。
生きてるからこそ見える世界のすばらしさを作者は必死で訴えてるんだな。。って。
__このお風呂の幸せだけで十分です、
だれかに気にかけてもらってるだけで胸がいっぱい。
それでいいんです。それだけで。。幸せです。もう何もいらない____
冒頭そんなことを主人公の彼女はつぶやきます。。
ひとつひとつの言葉をかみ締めて読んでください。
そうすると最後に真実が分かった時に素直に受入れることが出来ると思います。
ばななさんしばらくぶりに読みましたが、作風が変わったというか、
私の捉え方が変わったというか。。
いつも悲しい物語が多いばななさんですが、これは。。。。
悲しさの中に射すひかりがいやに暖かくて穏やかな寂しさが残りました。。




















































最近のコメント